レンタカー経営の裏話:お客様との面白いエピソード

    こんにちは、Itsumoです。大阪でレンタカーショップ「Itsumo Rent」を営んでいた頃は、毎日が車の鍵とお客様の笑顔に囲まれた日々でした。引退してブログを始めてからも、あの頃の思い出が私のドライブ人生の宝物です。今回は、レンタカー経営の裏話として、お客様との面白いエピソードをいくつかご紹介します。車好きなら共感できる話もあるかもしれませんよ。海外のレンタカーには慎重な私ですが、日本のレンタカー経営は信頼と笑いの連続でした!

    エピソード1:鍵をなくした観光客

    ある夏の日、東京から来た若いカップルが軽自動車を借りに来ました。「大阪城と海遊館を回りたい」と楽しそうに話していたので、私も気分良く鍵を渡したんです。ところが、夕方に電話が。「すみません、鍵をどこかで落としちゃって…」。慌てて一緒に探しに行くと、大阪城公園のベンチの下に鍵が落ちていました。彼らは「大阪の人は親切やね!」と感激してくれたけど、私は内心「鍵は大事に持っててくれよ~」と笑ってました。結局、スペアキーで対応して事なきを得ましたが、レンタカー屋あるあるですね。

    エピソード2:ナビを信じすぎたおじさん

    次は、60代のおじさんの話。カーナビ付きのワゴンを借りて、「京都まで行くわ」と出発したんです。翌日、返却時に聞いてみると、「ナビが細い道に案内して、トラクターに挟まれた!」と大笑い。どうやら、最新じゃないナビが田んぼのあぜ道に誘導したみたいで、農家のおじさんに助けてもらったとか。私が「ナビも過信したらあかんね」と言うと、「次は地図持つわ」と笑顔で帰っていきました。大阪から京都は近いけど、道選びは大事ですね。

    エピソード3:海外からの「秘密の依頼」

    レンタカーショップをやってると、外国のお客さんも結構来ます。ある時、アメリカから来た男性が「特別な場所に行きたい」と小声で相談してきたんです。何かと思えば、「彼女にプロポーズするから、海の見える静かな場所教えてくれ」と。英語が得意じゃない私はジェスチャー混じりで天保山を提案し、コンパクトカーを貸しました。翌日、彼が「Yesって言ってくれた!」と満面の笑みで返却に来た時は、私まで幸せな気分に。海外のレンタカー屋にはこんなドラマは期待できないな、と勝手に思ってます(笑)。

    エピソード4:車内で寝ちゃった家族

    大阪の夏は暑い。そんな中、家族連れがミニバンを借りて「USJに行ってくる!」と出発。夜遅くに返却に来たんですが、車から降りてきたお父さんが「すまん、子供が車で寝てもうて…」。見ると、後部座席で子供二人が爆睡中。USJで遊び疲れたみたいで、そのまま車内で寝かせて帰ってきたそうです。私が「起こさなくてええよ、ゆっくり休ませて」と言うと、お父さんは「レンタカー屋さんって神やな」と感謝してくれました。車って、移動以外にも家族の休息の場になるんだなと実感した瞬間です。

    レンタカー経営の裏側:笑顔と教訓

    こんなエピソードを振り返ると、レンタカー経営はただ車を貸す仕事じゃないって思います。お客様の旅や人生のワンシーンに関われるのが醍醐味でした。でも、正直大変なことも。鍵をなくされた時の対応や、ナビのトラブルでクレームが来た時は頭を抱えました。それでも、「また借りに来るわ」と言ってくれるお客さんの笑顔で救われたんです。

    私のショップは大手じゃなくて小さな個人経営だったから、お客さんとの距離が近かったのも良かったのかも。海外のレンタカーだと、こんなアットホームなやりとりは難しいんじゃないかと想像してます。言葉の壁もあるし、車の状態を信用するのも勇気がいる。やっぱり、日本で車を貸すのが性に合ってましたね。

    お客様から学んだこと

    これらのエピソードから、私が学んだのは「柔軟性」と「準備」の大切さ。鍵をなくす人もいれば、ナビを盲信する人もいる。レンタカー屋としては、スペアキーや最新地図を常備して、どんな状況にも対応できるようにしてました。お客さんには「何かあったら電話してな」と伝えるのが癖で、それが信頼につながったんだと思います。

    今は引退して、こうやってブログで思い出を綴るだけ。でも、もしまたレンタカー屋をやるなら、同じ気持ちでお客さんと接したいですね。車って、ただの道具じゃなくて、人の物語を運ぶ相棒なんです。

    まとめ

    レンタカー経営の裏話、いかがでしたか?大阪でのあの頃は、笑いあり、汗ありの毎日でした。お客様とのエピソードは、私のドライブ人生のスパイス。ブログを読んで、「そういえば自分もこんな経験あったな」と思い出したことがあれば、ぜひコメントで教えてください。車好き、レンタカー好きの皆さんと、もっと話がしたいです。では、また次の記事で会いましょう!